台湾のウユニ塩湖 高美湿地でアジアNo.1の夕陽を見る方法

台湾
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高美湿地ってどんなところ?

ウユニ塩湖といえば、中南米ボリビアにある世界有数の絶景スポット。世界最大の塩の湖として知られ雨季には塩湖の表面に出来た水たまりに青空からの光が反射するため神秘的な写真が撮影できます。

ボリビアのウユニ塩湖

私もウユニ塩湖を訪れたことがあるのですが、ボリビアの空港が富士山頂より標高が高いので日本人はほぼ全員高山病にかかります。私も高山病にやられた1人…。ボリビアからさらに移動してラパス空港からランドクルーザーにのって数時間。ようやく拝むことができたウユニ塩湖の美しい姿は感動そのものでしたが…ウユニ塩湖の話はまた今度綴るとしまして!

今回は日本から20時間以上かかるボリビアに行かずともウユニ塩湖のような美しい世界を堪能できる台湾のウユニ塩湖の話題です。

この場所は台中にある湿地帯で120種類以上の鳥類が生息するバードウォッチングスポットとして有名。絶滅危惧種に指定されている珍しい鳥がいたり、世界でも珍しい渡り鳥の繁殖地にもなっています。鳥類以外にも貴重な動植物が生息しています。

日本が台湾を統治していた時代には海水浴場でした。日本の統治が終わり、中国政府が管理していた時代も変わらず海水浴場だったそうです。しかし台中港が開港して高美湿地は様変わり。海水浴を楽しむお客さんが減少し、1976年に高美湿地は海水浴場としての役目を終えました。北岸の開発が進んだため海が汚れたという問題もあったようです。

美しい夕日を見るための3つのポイント

高美湿地の最大の魅力は夕日。真っ赤な夕日が湿地帯に反射して作り出す幻想的な夕景はアジアでもここでしか見ることの出来ない景色です。そんな高美湿地の夕日を楽しむためのポイントをご紹介しましょう。

①夕暮れ時に干潮になるタイミングがベスト
高美湿地は潮の満ち引きがありますが、鏡張りの夕日の世界を見ることが出来るのは干潮のタイミングです。干潮と満潮は1日2回ずつあります。コチラで日没の時間を確認しましょう。「區域:中部」「地點:台中」を選択し、年月を選択したら「確定」をクリック。選択した月の日没時間が表示されます。

次に干潮時間を調べましょう。干潮時間はコチラで確認できます。地図上の「新竹鹿港沿海」を選択し、地図の右側から「臺中市 清水」を探し、「未來30天」をクリック。「乾潮」時間の列を見て、さきほど確認した日没時間に近い日を探しましょう。干潮時間が日没よりも前の方がよいです。

②晴天の日がベスト
夕日が晴れていないと見ることが出来ないわけですが、雲ひとつない青空ではなくても太陽光があれば水面に雲が映り込む可能性が高いです。台中を出発するタイミングで天気予報をチェックしておくといいですね。

③無風がベスト
湿地の水面が鏡のように反射するためには波が立たないことが必要です。写真を見ると分かるのですが風力発電機がありますよね。ということは、ここは風力発電が可能なほど強い風が吹く地域。1年の中で強風の日が多いという11〜2月は避けたほうがいいかもしれません。オススメシーズンは3〜10月です。

高美湿地に持っていくと役立つものは?

高美湿地に持っていくと便利なものは、サンダルとタオルです。高美湿地は裸足でも入ることができますが安全面を考えるとサンダルがベスト。濡れた足を拭くのにタオルがあれば完璧です。ただし高美湿地の近くにある公衆トイレで足を洗うこともできます。

ちなみに高美湿地の周辺にはサイクリングロード、灯台もあるので湿地帯で絶景写真を撮影した後は観光も楽しめます。また屋台も並んでいてそこではビーチサンダルも販売されています。サンダルを忘れてもここで購入することができますね。

高美湿地に行かなくてもアジアNo.1の夕陽を楽しみたい方にオススメなのがカフェ 高美覓咖啡館

2階か屋上席でゆったりと湿地を眺めながら味わうコーヒーの味わいは格別です。Wi-Fiも利用可能なので、日没まで時間があるという場合には重宝します。

高美湿地へのアクセス
①台北から高美湿地へのアクセス(約1時間40分)
台北駅→高鉄新幹線(台中方面行き)→高鉄台中駅→徒歩10分→台鉄新鳥日駅(台鉄 六甲方面)→清水駅→巨業客運のバス 178番or179番→高美湿地下車

②台中から高美湿地へのアクセス(約30分)
台鉄・台中駅→通霄方面行きの電車に乗車→清水駅→巨業客運のバス 178番or179番→高美湿地下車

③桃園空港から高美湿地へのアクセス(約2時間)
桃園空港→長距離バス台中駅行き乗車→通霄方面行きの電車に乗車→清水駅→巨業客運のバス 178番or179番→高美湿地下車

まとめ
・台湾の高美湿地のベストシーズンは10〜3月
・アジアNo.1の夕景は一見の価値あり
・台北からでも約1時間40分の好立地

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